第76回毎日書道展四国展

作品解説

姓号忽那 海放
(くつな かいほう)           
題名李白詩
(りはくし)
釈文酔別復幾日 登臨徧池台
何言石門路 重有金樽開
秋波落泗水 海色明徂徠
飛蓬各自遠 且尽林中盃
意味別れを惜しんで酒に酔うことを、もう何回繰り返したことか。あちこちの山に登り、水に臨み、池のほとりの高台をめぐりつくした。だが、別れてしまえば、また石門の道で酒樽を開いて一緒に飲むことがあろうなどと、どうして言えようか。秋風に立つ波は水量の減った泗水に広がり、海の色は徂徠山の向こうに明るく照り映える。お互いにあてどなく飛ぶ蓬のように離れ離れになるのだから、つかの間でも林の中でおおいに飲もうではないか。
作意縦への流れ、横への広がり、渇筆

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